No.1
沖縄県
合計特殊出生率は1.52で、2024年確定値(1.54)に続いて47都道府県で最も高い値です。
この記事の要点
- 2025年の1位は沖縄県1.52、2位宮崎県1.46、3位福井県1.45です。沖縄県は2024年確定値でも1位でした。
- 最も低いのは東京都0.96で、2024年に続いて47位です。北海道と宮城県が1.00で45位に並びました。
- 全国値は1.14で10年連続の低下です。一方で13県は前年より上がり、上げ幅が最も大きいのは石川県の+0.07でした。
厚生労働省が2026年6月3日に公表した人口動態統計の2025年概数から、全47都道府県の合計特殊出生率を高い順に並べました。2024年の確定値と順位を同じ行に置き、1年でどれだけ動いたかを比べられるようにしています。2025年の値は概数で、確定数では値が変わる可能性があります。
上位10位を棒グラフで比べる
単位:人
合計特殊出生率 都道府県ランキング 全47位(2025年)
2025年概数の値が高い順です。2024年確定値と、そのときの順位も並べました。
| 順位 | 都道府県 | 2025年概数(人) | 2024年確定(人) | 2024年順位 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 沖縄県 | 1.52 | 1.54 | 1位 |
| 2 | 宮崎県 | 1.46 | 1.43 | 3位 |
| 3 | 福井県 | 1.45 | 1.46 | 2位 |
| 4 | 長崎県 | 1.42 | 1.39 | 7位 |
| 5 | 島根県 | 1.41 | 1.43 | 5位 |
| 6 | 香川県 | 1.40 | 1.36 | 11位 |
| 6 | 熊本県 | 1.40 | 1.39 | 8位 |
| 8 | 鳥取県 | 1.38 | 1.43 | 4位 |
| 8 | 佐賀県 | 1.38 | 1.41 | 6位 |
| 8 | 鹿児島県 | 1.38 | 1.38 | 9位 |
| 11 | 滋賀県 | 1.34 | 1.32 | 13位 |
| 12 | 徳島県 | 1.33 | 1.32 | 14位 |
| 12 | 大分県 | 1.33 | 1.37 | 10位 |
| 14 | 山口県 | 1.32 | 1.36 | 12位 |
| 15 | 富山県 | 1.31 | 1.29 | 16位 |
| 16 | 石川県 | 1.30 | 1.23 | 26位 |
| 17 | 高知県 | 1.29 | 1.25 | 22位 |
| 18 | 愛媛県 | 1.28 | 1.28 | 18位 |
| 19 | 広島県 | 1.27 | 1.29 | 17位 |
| 20 | 三重県 | 1.26 | 1.24 | 23位 |
| 21 | 長野県 | 1.25 | 1.30 | 15位 |
| 22 | 和歌山県 | 1.24 | 1.24 | 24位 |
| 23 | 山梨県 | 1.23 | 1.26 | 21位 |
| 23 | 岐阜県 | 1.23 | 1.27 | 19位 |
| 23 | 兵庫県 | 1.23 | 1.23 | 25位 |
| 23 | 岡山県 | 1.23 | 1.27 | 20位 |
| 27 | 静岡県 | 1.21 | 1.19 | 30位 |
| 27 | 福岡県 | 1.21 | 1.22 | 28位 |
| 29 | 愛知県 | 1.20 | 1.22 | 27位 |
| 30 | 群馬県 | 1.18 | 1.20 | 29位 |
| 31 | 奈良県 | 1.17 | 1.19 | 31位 |
| 32 | 山形県 | 1.15 | 1.17 | 32位 |
| 32 | 茨城県 | 1.15 | 1.16 | 33位 |
| 34 | 福島県 | 1.14 | 1.15 | 34位 |
| 34 | 栃木県 | 1.14 | 1.15 | 35位 |
| 36 | 新潟県 | 1.13 | 1.14 | 38位 |
| 36 | 大阪府 | 1.13 | 1.14 | 36位 |
| 38 | 岩手県 | 1.12 | 1.09 | 39位 |
| 39 | 青森県 | 1.10 | 1.14 | 37位 |
| 40 | 千葉県 | 1.07 | 1.09 | 41位 |
| 41 | 埼玉県 | 1.06 | 1.09 | 40位 |
| 42 | 秋田県 | 1.05 | 1.04 | 44位 |
| 42 | 神奈川県 | 1.05 | 1.08 | 42位 |
| 44 | 京都府 | 1.03 | 1.05 | 43位 |
| 45 | 北海道 | 1.00 | 1.01 | 45位 |
| 45 | 宮城県 | 1.00 | 1.00 | 46位 |
| 47 | 東京都 | 0.96 | 0.96 | 47位 |
合計特殊出生率は、15〜49歳の女性の年齢別出生率を合計した値で、1人の女性が一生に産む子どもの数に相当します。2025年は概数で、確定数の率は令和7年国勢調査の人口で計算し直し、2026年11月に公表される予定です。値と順位が変わる可能性があります。分母は日本人女性の人口で、出生は子の住所地の都道府県に数えます。小数第2位までの公表値が同じ県は同順位とし、次の順位を飛ばしています(2025年の順位は値の高い順に編集部が付けました)。2024年順位は厚生労働省の確定数の参考表によります。
なぜ沖縄県が合計特殊出生率1位なのか
年齢別の出生率、未婚の割合、国の白書の分析から、上位と下位の違いを並べます。
上位は九州・沖縄と西日本、下位は大都市圏と北日本
2025年の上位10県は沖縄・宮崎・福井・長崎・島根・香川・熊本・鳥取・佐賀・鹿児島です。下位は東京0.96、北海道・宮城1.00、京都1.03、神奈川・秋田1.05、埼玉1.06、千葉1.07でした。
出典:厚生労働省 令和7年人口動態統計月報年計(概数)統計表 第9表20代で産む人が多い県が上位に並ぶ
2019年の20〜24歳の出生率は沖縄51.6が1位、宮崎50.7が2位でした(女性人口千対)。東京は20〜24歳11.7・25〜29歳48.2がどちらも全国最低で、35〜39歳は全国2位と高い値です。
出典:厚生労働省 令和3年度「出生に関する統計」の概況 3 都道府県別にみた出生沖縄は結婚した後に産む数が多い(2005年の分析)
平成17年版厚生労働白書は、沖縄の有配偶出生率が20代後半で全国2位、30代前半で1位、第3子以降の割合も全国1位だったと示しています。背景には、子どもを産めばなんとか育てていけるという共同社会的な意識や、男児の後継ぎ意識が挙げられました。20年以上前の分析で、その後の変化は反映していません。
出典:厚生労働省「平成17年版厚生労働白書」第2章第3節(2005年)第3子以上の割合は九州・沖縄で高く南関東で低い
同じ白書では、2000年の第3子以上の出生割合は沖縄県や佐賀県など九州で高く、東京都・神奈川県など南関東で低いと示されています。夫婦の出生子ども数も、九州・沖縄や東北で多く、北海道・南関東で少ないとされています(社人研の出生動向基本調査による集計)。
出典:厚生労働省「平成17年版厚生労働白書」第2章第3節(2005年)女性の50歳時未婚割合は福井12.12%、東京23.79%
2020年の値で、最も低いのが福井県、最も高いのが東京都です。全国は17.81%で、北海道は20.36%、沖縄は19.33%でした。
出典:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」表12-37 都道府県別50歳時未婚割合(2020年)東京都は「分母に未婚の女性が多い」と説明
東京都の資料は、合計特殊出生率の分母の女性人口には未婚者も含まれ、未婚の女性が流入する都市部では率が低く算出されると説明しています。そのうえで、この率だけで特定の地域の少子化を論じるのは適切でないとしています。
出典:東京都 政策企画局「東京都の人口動態の実態と、日本全体の成長に向けて」上位10位の顔ぶれ
6位と8位に同率の県があり、10位までに10県が入ります。カードは表と同じ順です。
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沖縄県
2年続けて1位
2025年は1.52で、全国値1.14を0.38上回りました。2024年確定値の1.54からは0.02下がりましたが、1位は変わりません。
2025年の出生数は11,511人です。2位の宮崎県とは0.06の差で、上位10県の中で最も大きな開きです。
裏付け・背景
- 2019年の年齢別出生率で、20〜24歳と35〜39歳が全国1位、30〜34歳が2位でした。出典:厚生労働省 令和3年度「出生に関する統計」の概況 3 都道府県別にみた出生
- 平成17年版厚生労働白書(2005年)は、沖縄の初婚年齢や未婚率は全国平均から大きく離れておらず、結婚後に産む子どもの数に特徴があると分析しています。20年以上前の分析です。出典:厚生労働省「平成17年版厚生労働白書」第2章第3節(2005年)
- 県のこども医療費助成は、2022年4月から通院の窓口無料(現物給付)を中学校卒業までに広げています。出典:沖縄県 こども医療費助成制度(2026年6月16日更新)
宮崎県
3位から2位へ
2025年は1.46で、2024年の1.43から0.03上がりました。順位も3位から2位に上がっています。
出生数は5,923人です。全国値が下がった2025年に上昇した13県のひとつです。
裏付け・背景
- 2019年の年齢別出生率は、20〜24歳・25〜29歳がともに全国2位でした。出典:厚生労働省 令和3年度「出生に関する統計」の概況 3 都道府県別にみた出生
- 県の計画案によると、県の合計特殊出生率は2019年の1.73から2023年の1.49へ下がり、婚姻数も同じ期間に4,633組から3,592組に減りました。出典:宮崎県「宮崎県こども未来応援プラン(案)」(2025〜2029年度)
- 男性の育休取得率は2019年度10.2%から2023年度36.4%に上がりました。計画案は目標値を76.0%としています。出典:宮崎県「宮崎県こども未来応援プラン(案)」(2025〜2029年度)
福井県
TOP10で唯一の北陸
2025年は1.45で、2024年の1.46(2位)から0.01下がって3位になりました。2位の宮崎県とは0.01差です。
出生数は4,314人です。上位10県のうち、九州・沖縄と中国・四国以外から入ったのは福井県だけです。
裏付け・背景
- 2020年の女性の50歳時未婚割合は12.12%で、47都道府県で最も低い値です。全国は17.81%でした。出典:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」表12-37 都道府県別50歳時未婚割合(2020年)
- 共働き率61.2%は全国1位、三世代世帯の割合11.5%は全国2位です(2020年国勢調査)。待機児童は2020年以降0人です。出典:福井県 県勢要覧 特集「日本一幸福な子育て県『ふく育県』」
- 県は2023年8月の知事会見で、0〜2歳の第2子の保育料無償化について、2024年9月から所得制限をなくす方針を示しました。出典:福井県 知事記者会見資料(2023年8月31日)
長崎県
7位から4位へ2025年は1.42で、2024年の1.39から0.03上がりました。順位は7位から4位へ3つ上がっています。
出生数は6,846人です。九州7県のうち、上位10位に入ったのは長崎・宮崎・熊本・佐賀・鹿児島の5県です。
島根県
2年続けて5位2025年は1.41で、2024年の1.43から0.02下がりました。順位は2024年と同じ5位です。
出生数は3,339人で、上位10県では鳥取県に次いで少ない数です。
香川県
四国から唯一のTOP102025年は1.40で熊本県と並ぶ6位です。2024年の1.36から0.04上がり、11位から順位を5つ上げました。
上げ幅0.04は、石川県の0.07に次いで高知県と並ぶ大きさです。出生数は5,103人でした。
熊本県
香川県と並ぶ6位2025年は1.40で、2024年の1.39から0.01上がりました。順位は8位から6位です。
出生数は10,193人で、上位10県では沖縄県に次いで多い数です。
鳥取県
4位から8位へ2025年は1.38で、2024年の1.43から0.05下がりました。下げ幅0.05は長野県と並んで47都道府県で最も大きい値です。
順位は4位から8位です。出生数は2,973人で、47都道府県で最も少ない数です。
佐賀県
鳥取県・鹿児島県と並ぶ8位2025年は1.38で、2024年の1.41から0.03下がりました。順位は6位から8位です。
出生数は4,611人でした。
裏付け・背景
- 平成17年版厚生労働白書(2005年)は、第3子以上の出生割合が沖縄県や佐賀県など九州で高く、東京都・神奈川県など南関東で低いと示しています。2000年前後のデータです。出典:厚生労働省「平成17年版厚生労働白書」第2章第3節(2005年)
鹿児島県
値は前年と同じ1.382025年は1.38で、2024年確定値と同じでした。順位は9位から8位です。
出生数は8,661人で、九州では福岡県・熊本県に次いで多い数です。
裏付け・背景
- 2018〜2022年の市区町村別の合計特殊出生率は、徳之島町2.25が全国1位、天城町2.24が2位で、どちらも鹿児島県の町です。出典:厚生労働省「人口動態保健所・市区町村別統計」報道発表資料(2024年4月19日)
数字で深読み
表の値と出生数を、編集部で割り算・引き算しました。
約1.6倍
1位沖縄県と47位東京都の差
沖縄県1.52を東京都0.96で割ると約1.58倍です。差は0.56で、全国値1.14の半分ほどの開きです。
33県
全国値1.14を上回った県
1位の沖縄県から32位の茨城県(1.15)までの33県が全国値を上回りました。福島県・栃木県は全国値と同じ1.14で、下回ったのは12都道府県です。
約1.3倍
東京都の出生数と上位10県の合計の比
上位10県の2025年の出生数を足すと63,474人です。東京都1都の85,064人はその約1.34倍で、沖縄県11,511人の約7.4倍にあたります。
約49%
全国値を下回る12都道府県の出生数の割合
新潟県から東京都までの12都道府県の出生数は計327,514人です。全国の671,236人に対して約48.8%を占めます。
13/6/28
上昇・横ばい・低下した数
2024年確定値と比べ、上昇は13県、同じ値が6都県、低下が28道府県でした。上げ幅は石川県+0.07、下げ幅は鳥取県・長野県の-0.05が最大です。
約4分の1
1947年の全国値と比べた2025年
1947年の4.54に対し、2025年は1.14です。4.54を1.14で割ると約3.98になります。
倍率・差・割合は、厚生労働省「令和7年人口動態統計月報年計(概数)」第8表・第9表と「令和6年人口動態統計(確定数)」参考表の値で編集部が計算しました。前年差は概数と確定数の差で、分母の人口が違うため目安です。全国の出生数671,236人は外国・不詳を含む全国計のため、都道府県の合計とは一致しません。1947年の値は国立社会保障・人口問題研究所の資料によります。
合計特殊出生率の小ネタ
小ネタ
市区町村で最も低いのは京都市東山区0.76
2018〜2022年の市区町村別では、最も低いのが京都市東山区0.76、次いで大阪市浪速区と京都市上京区が0.80でした。最も高い3つは鹿児島県徳之島町2.25、天城町2.24、沖縄県宜野座村2.20です。
出典:厚生労働省「人口動態保健所・市区町村別統計」報道発表資料(2024年4月19日)小ネタ
市区町村の値は「ベイズ推定」
人口の少ない地域は出生数が少なく、そのまま計算すると値がぶれます。そのため市区町村別はベイズ推定という方法で算出しています。
出典:厚生労働省「人口動態保健所・市区町村別統計」概要小ネタ
ひのえうまの1966年は1.58
丙午(ひのえうま)の1966年は出生数が約136万1千人に落ち込み、合計特殊出生率は1.58でした。
出典:国立社会保障・人口問題研究所 出生数と合計特殊出生率の推移小ネタ
1.57ショックは1990年
1990年、前年1989年の合計特殊出生率1.57がひのえうまの1.58を下回ったと分かり、「1.57ショック」と呼ばれました。1992年版の国民生活白書は「少子社会の到来」を取り上げています。
出典:内閣官房 人口減少対策に関する意見聴取PT 資料(岩澤美帆氏、2026年3月25日)小ネタ
第1子だけで見ると0.5455
2025年の全国値1.14を出生順位別に分けると、第1子0.5455、第2子0.4045、第3子以上0.1852です。3つとも前年より下がりました。
出典:厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」小ネタ
夫婦の予定子ども数が初めて2人を下回った
2025年6月の調査で、夫婦の平均予定子ども数は1.95人でした(前回2.01人)。平均理想子ども数は2.18人です。
出典:国立社会保障・人口問題研究所 第17回出生動向基本調査 報道発表(2026年9月11日)ワーストは東京都0.96 下位10都道府県
全国値1.14を下回った12都道府県のうち、低い順に10を並べました。
- 47位 東京都 0.96
- 45位 北海道・宮城県 1.00
- 下位10に1都3県すべて
- 東京都の出生数は全国最多
東京都は2024年・2025年とも47位です。出生数85,064人は全国で最も多く、全国の約12.7%にあたります。東京都は、分母の女性人口に未婚者が含まれ、未婚の女性が流入する都市部では率が低く出ると説明しています。
北海道は2019年の30〜34歳の出生率が85.7で全国最低でした。札幌市の分析では、2022年の合計特殊出生率1.02が21大都市で最も低い値でした。有配偶出生率も、25〜29歳が21大都市でワースト3位、30〜34歳がワースト1位です。
| 順位 | 都道府県 | 2025年 | 2024年順位 | 2025年の出生数(人) |
|---|---|---|---|---|
| 47位 | 東京都 | 0.96 | 47位 | 85,064 |
| 45位 | 北海道 | 1.00 | 45位 | 21,802 |
| 45位 | 宮城県 | 1.00 | 46位 | 11,079 |
| 44位 | 京都府 | 1.03 | 43位 | 12,677 |
| 42位 | 秋田県 | 1.05 | 44位 | 3,147 |
| 42位 | 神奈川県 | 1.05 | 42位 | 50,209 |
| 41位 | 埼玉県 | 1.06 | 40位 | 38,812 |
| 40位 | 千葉県 | 1.07 | 41位 | 32,986 |
| 39位 | 青森県 | 1.10 | 37位 | 4,737 |
| 38位 | 岩手県 | 1.12 | 39位 | 4,823 |
順位が低い順です。秋田県・神奈川県は同率42位、北海道・宮城県は同率45位です。出生数は概数の第8表(子の住所地)によります。
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全国の合計特殊出生率の推移 1947〜2025年
全国値は2015年の1.45から下がり続け、2025年の1.14は過去最低です。
| 年 | 合計特殊出生率 | 出来事 |
|---|---|---|
| 1947年 | 4.54 | 第1次ベビーブーム |
| 1966年 | 1.58 | ひのえうま |
| 1973年 | 2.14 | 第2次ベビーブーム |
| 1989年 | 1.57 | 1.57ショック |
| 2005年 | 1.26 | 当時の過去最低 |
| 2015年 | 1.45 | 2005年以降の最高 |
| 2023年 | 1.20 | - |
| 2024年 | 1.15 | 確定数 |
| 2025年 | 1.14 | 概数・過去最低 |
出典は国立社会保障・人口問題研究所の資料と、厚生労働省「合計特殊出生率について」「令和7年人口動態統計月報年計(概数)」です。2025年の出生数671,236人は過去最少で、10年連続の減少です。
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合計特殊出生率のデータの読み方
都道府県を比べるときに気をつけたい点は4つです。
- 2025年は概数:確定数の率は令和7年国勢調査の人口で計算し直し、2026年11月に公表される予定です。
- 分母は日本人女性:外国人の女性や、外国人の出生は含みません。
- 子の住所地で数える:里帰り出産で実家の近くで産んでも、子の住所地の都道府県に入ります。
- 期間合計特殊出生率:その1年の年齢別出生率を足した値で、同じ世代の女性が実際に産んだ数とは一致しません。
出生率が高い県が子育てしやすい県だとは、この統計だけでは言えません。合計特殊出生率は、何歳の女性がどれだけ産んだかを1年分まとめた値です。結婚する人の割合や、何歳で産むかの違いが値に表れます。
よくある質問
2025年の合計特殊出生率はもう確定していますか
確定していません。2026年6月3日公表の値は概数です。確定数の率は令和7年国勢調査の人口で計算し直し、2026年11月に公表される予定で、値と順位が変わる可能性があります。
「出生率」と「合計特殊出生率」はどう違いますか
出生率は人口1,000人あたりの出生数で、2025年の全国値は5.6です。合計特殊出生率は15〜49歳の女性の年齢別出生率を合計した値で、2025年の全国値は1.14です。年齢構成の違いをならすため、地域どうしを比べるときは合計特殊出生率を使います。
東京都は赤ちゃんが最も多いのに、なぜ47位なのですか
2025年の東京都の出生数は85,064人で全国最多です。ただし2019年の20代の出生率は、20〜24歳・25〜29歳とも全国最低でした。東京都は、分母の女性人口に未婚者が含まれ、未婚の女性が流入する都市部では率が低く出るとして、合計特殊出生率だけで地域の少子化を論じるのは適切でないとしています。
人口が減らない合計特殊出生率はいくつですか
人口置換水準と呼ばれ、2024年は2.07です(国立社会保障・人口問題研究所の算出)。2025年に1位の沖縄県1.52も、この水準を0.55下回っています。
「期間」合計特殊出生率とは何ですか
その年1年間の年齢別出生率を足した値です。同じ世代の女性が実際に産んだ数を積み上げた値は「コーホート合計特殊出生率」と呼び、50歳になるまで決まりません。晩婚化・晩産化が進むと、両者はずれます。
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データの出典
- 厚生労働省 令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況(2026年6月3日公表)
- 厚生労働省 令和7年人口動態統計月報年計(概数)統計表 第9表
- 厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
- 厚生労働省 令和7年人口動態統計月報年計(概数)報道発表資料(2026年6月3日)
- 厚生労働省 令和7年人口動態統計月報年計(概数)結果の概要
- 厚生労働省 令和6年人口動態統計(確定数)参考表(都道府県別順位)
- 厚生労働省 令和7年人口動態統計(確定数)
- 厚生労働省「合計特殊出生率について」
- 厚生労働省 令和3年度「出生に関する統計」の概況 3 都道府県別にみた出生
- 厚生労働省「平成17年版厚生労働白書」第2章第3節(2005年)
- 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」表12-37 都道府県別50歳時未婚割合(2020年)
- 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」表4-3
- 国立社会保障・人口問題研究所 出生数と合計特殊出生率の推移
- 東京都 政策企画局「東京都の人口動態の実態と、日本全体の成長に向けて」
- 札幌市「データ分析に基づく少子化の要因調査・提案業務」概要版
- 福井県 県勢要覧 特集「日本一幸福な子育て県『ふく育県』」
- 福井県 知事記者会見資料(2023年8月31日)
- 宮崎県「宮崎県こども未来応援プラン(案)」(2025〜2029年度)
- 沖縄県 こども医療費助成制度(2026年6月16日更新)
- 厚生労働省「人口動態保健所・市区町村別統計」報道発表資料(2024年4月19日)
- 厚生労働省「人口動態保健所・市区町村別統計」概要
- 内閣官房 人口減少対策に関する意見聴取PT 資料(岩澤美帆氏、2026年3月25日)
- 国立社会保障・人口問題研究所 第17回出生動向基本調査 報道発表(2026年9月11日)
最終更新:2026年10月30日




